北杜市の夏の暑さについて

北杜市は標高差が場所によって大きく違っています。清里地区は標高が1,200mにもなりますが、明野や白州は標高600mほどです。北杜市の夏の気候について考えるときは、住む予定の地区がどのくらいの標高なのかという点にも気を付けておく必要があるでしょう。

ここでは、清里エリア、明野エリアの2つのエリアの特徴について紹介します。

清里エリアの夏は平均気温が18.7度となっており涼しく過ごすことができますが、日中の寒暖差が10度近くになることもあり上着が手放せないほどの寒さになります。風があるとさらに寒さを感じるでしょう。、

北杜市明野町は、日本で一番日照時間が長いと言われているエリアです6月後半になると暑い日も出てきますが、エアコンを使わずに窓を開けて扇風機で快適に過ごすことができるくらいの気候となります。

ただし畑仕事で屋外作業をすれば暑さを感じますので、午前中の涼しい時間に作業をするなど工夫も大切です。

清里エリアは、真夏でもエアコンをほとんど使うことなく快適に過ごすことができます。清里エリアにあるホテルでも、エアコンのないところがあるようです。

ただし、清里エリアでも日中に日向に出ると日差しが強く暑さを感じます。湿度が低いため気持ちの悪い暑さではありませんが、対策しておくことをおすすめします。

明野エリアは日中クーラーなしでは厳しいくらいの暑さになります。ただし、日が沈むと涼しくなりますので、日中は自宅にいないのであればクーラーなしで過ごすこともできるかもしれません、熱帯夜になって寝苦しいという日は、年に数日程度だと考えてください。

7月下旬から8月下旬にかけては約60万本のひまわりが広がるひまわり畑が観光地として有名で、北杜市明野サンフラワーフェスと呼ばれるイベントも開催されます。

8月下旬になると、清里エリア、明野エリア共に涼しくなります。お盆を過ぎると過ごしやすくなると考えて良いでしょう。ただし、ぶり返しもあるためお盆を過ぎるともう暑くならない、ということではありません。

観光でしたらこの時期がおすすめといわれていますが、北杜市に移住する、北杜市で家を建てることを考えている人は真夏の暑さを実際に体感することもおすすめです。

北杜市は甲府市や韮崎市と隣接していますが、明野エリアと比較してもかなり暑さを感じることになります。隣接しているからとはいえ、暑さは全然違いますので気を付けましょう。

北杜市はエリアによって標高が異なるため、どのエリアに住むかによって夏の暑さも変わってきます。標高の高い清里エリアは真夏でもエアコンがほとんどいらないほど日中も涼しく過ごすことができますが、標高が低い明野エリアは真夏の日中はエアコンが欠かせません。

しかし、どちらのエリアも8月下旬以降は涼しくなり、快適に過ごすことができるようになります。移住を検討している方は、一度真夏の暑さを体験してください。その際は、日中だけでなく夜間との気温差も含めて体験するのがよいでしょう。