公開日:|更新日:

注文住宅の基礎知識

家を建てるのは、一生に一度あるかないかの大きなイベントです。なので、家を建てる際には万全の準備をしておきたいものです。そして、注文住宅なら、間取りやインテリアなど、全て自分で決められますが、理想の注文住宅を建てるためには基礎知識を揃えておいた方が良いです。

注文住宅会社の選び方

家づくりの大切なパートナーとなる注文住宅会社選びは、家づくりの重要なポイントです。注文住宅会社選びで後悔しないよう、会社選びの失敗談や選ぶ上でのポイントなどを紹介しています。注文会社をどこにしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

注文住宅の種類

注文住宅は、最初から出来上がった家ではなく、自分の希望通りに注文して建てる家です。注文住宅の方式は、フルオーダー(完全自由設計)とセミオーダー(規格住宅)の2つの種類に分けられます。フルオーダーは、間取りを1から施主の希望に沿って作り上げていく家です。セミオーダーは、ある程度まで決められた間取りや仕様の土台があり、外壁や設備などは施主の好みのものを選択するという形式です。一方、出来上がっている家を買うタイプは、建売住宅になります。建売住宅は完成前に販売開始されることも多く、内装の色を選択できる場合もありますが、基本的には建築会社により間取りやデザインは決められています。

注文住宅会社の違い

注文住宅を建てる際に依頼する先は、主に、ハウスメーカーや工務店、設計事務所などになります。ハウスメーカーは、設計から施工まで請け負う設計施工一括方式です。各地に住宅展示場があり、実際に構造や特徴を目で確認しながら説明を受けることができます。工務店は、ハウスメーカーと同じく、設計施工一括方式となるのが一般的です。企業規模が小さくハウスメーカーのように規格化されていないので、自由度は高い傾向にあります。設計事務所は、建物を設計し、施工は工務店に依頼する設計施工分離式が一般的です。設計事務所では、施主の要望に基づいて細かな部分までこだわることができます。

注文住宅の流れ

家を建てるためには、まず、どこに建てるかを決める土地選びから始まります。例えば、郊外の安い土地を購入して広い敷地にするのか、交通の利便性の高い都市部に小さ目の家を建てるか、などライフスタイルに合わせて考慮しましょう。そして次に、建築会社のホームページを見たり資料を取り寄せるなど、情報収集をしたり予算を検討します。次に、住宅展示場に赴き、モデルハウスを見学し、ハウスメーカーから間取りの提案を受けます。この段階で、もし土地が決まっていない場合は、ハウスメーカーに土地探しも依頼できます。建築を依頼する会社をほぼ決めたら、仮契約を結びます。この時点で、5~10万円の申込金を支払うケースが多いです。最終的に契約する会社を決めたら、工事請負契約(本契約)を交わした後、工事を着工します。そして、工事終了して引き渡し完了となります。

注文住宅の建材について

注文住宅用の建材には、丸太から切り出し、自然な木目などを楽しめる天然無垢材や、小さく切った木材を接着剤で貼り付けて成形した集成材、仕上げ材を取り付ける部分にまず用いられ、仕上げ材を見栄えよくするための下地材、そして、下地材の上に取り付ける、屋根材、外壁材、壁材など建築物の外側に設置されて直接目に見える仕上げ材などがあります。また、頑丈で耐震性や耐火性、耐久性が高く、設計の自由度も高いコンクリートもあります。

注文住宅の工法について

注文住宅の工法についてはいくつかあります。日本古来より伝わり、木の柱と梁で骨組みを組んで、筋交い(すじかい)という斜めの材で地震などの横からの荷重に耐えられる木造軸組在来工法、木の間柱(2インチ×4インチ等)と合板などの板材で壁を作り、壁で建物を支える構造になっている、アメリカから伝わってきた木造枠組壁式工法(ツーバイフォー工法)、鉄筋という鉄の棒を網目状に組み、周りを板材で囲いを造り、そこにコンクリートを流し込むことで柱・梁・壁・床等を造る鉄筋コンクリート工法、鉄の柱や梁で骨組みを造る鉄筋組工法などがあります。

ZEHとは

ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅のことです。ZEHに対応しているおすすめのハウスメーカーは、一条工務店、セキスイハイム、積水ハウス、大和ハウス、パナソニックホームズなどがあります。

長期優良住宅とは

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅のことです。長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成して所管行政庁に申請することで、基準に適合する場合には認定を受けることができます。

健康住宅とは

健康住宅とは、厳密な定義があるわけではありませんが、ホルムアルデヒド、トルエンやキシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)、有機リン系の化学物質などを含まない、または少ない建材や接着剤、塗装剤を使って建てた住宅のことです。自然素材住宅や天然素材住宅とも呼ばれます。健康住宅にするために必要な設備は、天然無垢材を使用し、壁の仕上げ材に珪藻土などの自然素材の塗り壁にし、結露を防ぐ木材・塗料を使用、住宅の高気密・高断熱化によるヒートショックリスクの軽減、十分な換気などがあります。

家事動線と間取り

家事動線を考えた間取りも大事です。家事をする際に無駄な動きを極力なくし、効率的に毎日の家事をこなせるような間取りにすると、日々の家事も楽になります。また、家族構成の計画も想定しておくことも重要になります。今は夫婦二人だけですが、将来的に子供を二人増やすつもりならば、家事に育児が加わり、日々の動きも変わってくるので、間取りが変化することも考慮に入れる必要があります。基本的には、キッチンや洗面室、洗濯物を干すスペースをなるべく近い場所に配置し、移動にかかる時間を短縮できる間取りにすると、楽になります。

住宅のデザイン

注文住宅は、住宅のデザインも自由に選べます。例えば、日本らしさを象徴する和の雰囲気をかもし出すテイストのデザイン、若者に人気な、工業的なものをイメージした無機質なインダストリアルなデザイン、断捨離など物の少ない暮らしの概念に通じる、無駄なものをそぎ落としたシンプルなデザイン、ヨーロッパやアメリカをイメージさせる洋風な家など、自分の好みのテイストを選ぶのも思いのままです。

注文住宅でもホームインスペクションは利用すべき?

ホームインスペクション、つまり住宅診断を、注文住宅でも利用する必要はあるのでしょうか。たとえ社内検査体制が整っている大手ハウスメーカーであっても、欠陥住宅のトラブルがないとは言い切れません。そのため、第三者機関のホームインスペクションを利用することをおすすめします。第三者のチェックが入ることで抑止効果が働き、丁寧に施工してもらえるという副次効果もあります。

フラット35適合証明書について

注文住宅を建てる際には多くの資金が必要になり、住宅ローンを利用したいところですが、そこで登場するのが、返済期間が最長35年と長い「フラット35」です。この住宅ローンは、勤務形態や職業、勤続年数などに制限が少なく、より幅広い人が利用できます。しかし、この住宅ローンを利用するためには、「フラット35適合証明書」という書類が必要になります。この書類は、適合証明検査機関や適合証明技術者に依頼して物件を検査してもらい、機構の定める技術水準に適合していると判断されれば、発行されます。

薪ストーブのある家のメリットデメリットは?費用目安も紹介

おしゃれで北欧風のイメージのある薪ストーブは、日本においても人気が高まっています。憧れの薪ストーブのメリット・デメリットを紹介するので、設置を検討している人は参考にしてみてください。導入やメンテナンスの費用目安もまとめました。デメリットをしっかり把握した上で導入することが大切です。

北杜市で注文住宅を建てるなら!“冬も快適!”が叶う
おすすめ会社3選

冬も夏も快適な
自然素材の家
ナチュラルな暮らし

北伸建設
北伸建設の注文住宅施工事例
画像引用元:北伸建設(https://hokushin-kensetsu.jp/case/detail0044.php)

どの費用プランでも自然素材で設計。薪ストーブなど、ほっこり暖かい暮らしを叶えてくれる

冬も夏も快適な
ローコスト住宅
余裕をもった暮らし

カトリホーム
カトリホームの注文住宅施工事例
画像引用元:カトリホーム公式(https://www.katorihomes.com/works/66244.html)

セミオーダー1,012万円~、色替え程度なら900万台(坪単価55万円)で叶えてくれる(※)

冬も夏も快適な
大手メーカーの家
プレミアムな暮らし

積水ハウス
積水ハウスの注文住宅施工事例
画像引用元:積水ハウス公式(https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/works/detail/0305/)

やっぱり大手の安心感。ハウスメーカーでは珍しい「邸宅別自由設計」で建ててくれる

(※)土地代は含まない「建物価格」のみの価格目安です

「北杜市 注文住宅」のGoogle検索結果全10ページ(※10ページ以降の類似結果は除く)内に公式HPが表示される工務店やビルダー(2023年5月15日調査時点)、そして、山梨県内に3つある総合住宅展示場の内北杜市に近い2つの総合住宅展示場(甲府住宅公園、昭和住宅公園)に出展しているハウスメーカー、地元大手ビルダー(2023年5月17日調査時点)、合計61社を調査。
その中から、「どんな家を建ててくれるか事前にイメージできて、山梨の冬の寒さ対策も安心して任せられそう。そして、何回かの打ち合わせの際でも子どもを預けておく…などの心配をしなくてよい」建築会社を選ぶべく、下記3つのポイント全てに合致する会社を選定しました。

①モデルハウスがある、もしくは、施主の完成見学会を行っている実績がある
②事務所、もしくは、モデルハウスにキッズスペースが完備
③ZEHビルダー認定会社であると公式HPで公言している