北杜市八ヶ岳南麓エリアの住みやすさ

田舎ですが、生活していく上で必要なものが近場に揃っています。郵便局、歯医者、病院、市役所、警察署、銀行、スーパー、コンビニ、不動産、図書館、カフェ。駅が近いだけでなくインターも近いため、車での利用が便利で、高速バスも使えます。
引用元：引用元：スマイティ（https://sumaity.com/town/yamanashi/hokuto/review/）

夏はエアコンが必要な場面が少ないので地球に優しいと思います。 もちろん我が家にはエアコンがありません。 近所といっても結構離れているので歩いていてすれ違うのは観光の方がメインになります。 従って自分のペースで過ごせるのがいいです
引用元：スマイティ（https://sumaity.com/town/yamanashi/hokuto/review/）

市の中心部こそ鉄道が縦断していますが、北杜市全域において自動車社会となっています。駅周辺ではなく、国道20号や141号など交通量の多い道路周辺に、郊外型の店舗が設けられています。バスも一応はありますが、利便性が高いとは言えません。郊外型の店舗の多くに駐車場が用意されていることからも、自動車が北杜市住人にとっての「足」となっています。
そのため、北杜市での生活では自動車は必須だと考えてよいでしょう。

北杜市八ヶ岳南麓エリアでは大きな商業施設は見当たりません。そのため、大きな買い物は近隣の大きな市、具体的には甲府市や甲斐市まで出向く人も珍しくありません。北杜市の店舗は小規模なものが多いことから、買い物は不便だと言わざるを得ません。
ただし、近年はネットショップが充実しています。ネットショップを活用すると、どこに住んでいても買い物環境はさほど変わりません。そのため、北杜市の人々はネットショップ、甲府市での買い物、地元での買い物をうまく使い分けています。

北杜市八ヶ岳南麓エリアには学校が少ないですが、長閑な地域とあって自然に恵まれた子育てができるでしょう。交通量も他の地域と比べると少ないことから、交通事故のリスクも低いです。
ただし、夜間はビルや商業施設のライトで街が延々と照らされている都心とは異なりますので、危険性が高まります。対人という意味だけではなく、足元が見えずに田んぼや溝に落ちてしまうリスクもあります。

北杜市八ヶ岳南麓エリアには大きな病院が数えるほどしかありませんが、小さな病院はいくつかあります。しかし、交通面でもお伝えしたように病院へのアクセスも車が基本です。比較的大きな病院は駅の近くにありますが、駅の近くに住んでいる人以外は、電車でのアクセスは難しいでしょう。
小さな病院も、数そのものが少ないことから、いざとなってから病院を探すのではなく、いざという時にスムーズに足を運べるよう予め病院をリストアップしておくことが大切です。

北杜市八ヶ岳南麓エリアは長閑なエリアです。そのため、「用意されているものを利用する」ではなく、自らで用意しなければならないことが多いです。
例えば交通手段もその一つです。公共交通機関は利便性が高いとは言えません。自らの足となるマイカーは必須です。買い物や娯楽も同様です。北杜市そのものに商業施設や娯楽施設が少ないです。どこで買い物をするのかなど、自分自身で考え、アクセスしなければなりません。ネットショップもありますが、都心と比較すると配送に時間がかかる点も注意が必要です。

自然と共に暮らせる点はメリットになる部分もあれば、デメリットになる部分もあります。特に交通面です。基本的には車が必須のエリアとなっていることから、北杜市八ヶ岳南麓エリアで注文住宅をと考えている方は、駐車場スペースも考慮する必要があるでしょう。世帯で一台ではなく、ともすれば免許保有者の数だけ車が必要になることもあるだけに、駐車場スペースは広めに確保しておいた方が将来的に困りません。